ウロコについて

類似した外見の数多くの種がいることで、前々から興味を持っていた、ウロコメキシコインコを調べてみた。これら英名でコニュアと言われる南米に生息するインコの種類の一分類をざっと見たところ、およそ9属44種112亜種あることがわかった。

Aratinga(クサビオインコ属)20種54亜種、Nandayus(クロガミインコ属)1種、Ognorhynchus(キミミインコ属)1種、Leptosittaca 1種、Rhynchopsitta 1種2亜種、Conuropsis 1種2亜種、Cyanoliseus(イワインコ属)1種3亜種、Enicognathus(コイミドリインコ属)2種3亜種のバラエティがある。
Pyrrhura(ウロコメキシコインコ属)は16種45亜種と、グリーンコニュアとまとめて言われるクサビオインコ属より数は少ないが、より類似した外見を持ち多くの亜種に分かれている点で、更に興味深い。クサビオ属は、サントメインコが14亜種と非常に多い亜種に分かれているが、色が違うだけにしか見えないナナイロメキシコ、ゴシキメキシコ(2亜種)、コガネメキシコはそれぞれ別の種だ。これもなかなか面白い。そして私の関心を裏付けるように、【ウロコメキシコインコは、外観と行動の差が最も少ない典型的な属の一つです】と書かれていた。雌のほうが、雄より体格に勝り、支配的で断定的(assertive)な傾向があるらしい。

後ほど自サイトの方に作表を掲載するつもり。最終的には地図上に図示して、生息地でみる種の分化を知りたいのだけれど、これはなかなか気合の必要な作業である。
インドネシア~オセアニアにまたがる詳細な地図も、大型書店に足を運んで探してこようと思いながら、なかなか果たせずにいる。


※ 因みにヒインコ科は、11属55種114亜種以上。
以上というのは、これはAlison Ruggles女史の本従ったもので、まず現実的な分類だと思うが、これ以上に細分する方法もあるからだ。(スジハラスミレインコ、クスダマインコ、アポインコをセイガイインコ属から分離している本もあるのです)
学名については、現在図書館から借り出し中の、ザ・フクロウに分かりやすい説明が記載されていた。学名は、(属名+種小名)の二名法が基本となり、亜種を特定するためには、亜種小名を加えた三名法が使われる。名前の後ろに書かれているのは、命名者と年号だそうである。学名は、混同を防ぐためイタリック体を使うのが普通で、必ずラテン語あるいは非ラテン語由来の場合は、ラテン語化した形でつけられるということです。
この本、富士国際花園でざっと繰ってみたときは、『立派な本が出来たなぁ』と思っていたが、アマゾンのレビューで、飼育者からの評価は散々である。私には判断しにくい部分も多いが、かなり癖の強いつくりになっていると思う。パブリックコメントではなく、良くも悪くも自分の本になっているような気はした。しかし鋭い指摘に頷くところも多かった。



b0035015_18432430.jpgアカハラウロコインコ・・・こんぱまる相生店に、ブリード用ペアとして2004年秋に入ってきたが、すぐにオーナーが決まっていた。(亜種のアオシンジュウロコの方がよく知られている)


ps: ふー やっとアップロードに成功。新しいパソコンを購入し、画像データの整理等は大変快適になったのだけど、予算をケチって『マイクロソフトオフィス』を導入せず、友達に教えてもらったフリーソフト・オープンオフィスを使い始めた。オフィスとの互換性もあり、これまでの作表データはそのまま使え、フリーとは思えない立派なソフトなんだが、細かいところで使い勝手が違う。これまでのオールインワンも、インターネットに接続はしていないものの、『コタツトップ』として使っているので、よくよくとなればこっちのエクセルを使う手もありなんだが・・・・
ウロコの生息地についての和訳は、途中で飽きてしまったので、またおいおい手をつけるつもり。
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by kimunegosiki | 2005-04-04 17:37 | インコ


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