餌についての見解

今更ながら PARROTS IN AVICULTURE の解説を読んで眼からうろこ・・・・というか、ローリー種の中でも餌の多様性はあるのだな、と考えさせられた。
この種をちょっと齧ると、『ローリーにはネクター、シードはずぅえったいダメーッ』というような事をインプットしがちな訳なんだが、この本にはそれらシードについても記載があります。
今は各種の配合飼料も入手できるので、あえて与える必要はないのかも知れないけど、もし鳥が好んで食べるなら、禁忌とまでしなくてよい種もあるようです。

1)
ネクター ―― 彼らが花から必要とする花蜜とは、殆ど類似点のないヒインコに与えられる流動食の名前。イロドリインコ他、小さな種のための特別な専用タイプのフォーミュラー、または乳児シリアルのミックス(できればラクトース―乳糖―入りでないもの)、麦芽エキスまたは糖蜜を水(望ましくはボトルウォーター(ミネラルウォーターの意か?)と混ぜ合わせたもの。
これは、1日に1~2度交換されなければなりません。また、リンゴ、西洋ナシ及び利用できるならばサボテン果物(cactus fruits)

【コンセイインコ、ヒメジャコウインコ、ムラサキガシラジャコウインコ、コシアカキスジインコ、ミツアカインコ、アカオキスジインコ】
・タマスジインコ (加えて西洋ナシ 桃などのソフトフルーツ)
・ノドジロルリ (加えてスイートコーン、旬のザクロ)
・アオミミインコ (プラス湿らせたイチジクとsultanas、若干のスプレーミレットなど)

2)
ネクター ―― 専用タイプ、または、後述のアイテムから作る―― と共に必要に応じて小麦麦芽シリアルを追加する。
一二度毎日新鮮な果物、特にリンゴ、西洋ナシ、オレンジ、サボテン果物、ブドウとバナナ、しかし、どんな果物でも、与えることができます。更に以下のアイテムのうち毎日一つ以上。ニンジン、cobまたは缶詰のスイートコーンの新鮮な生コーン、緑の葉―― 例としてSwiss chard(フダンソウ)ホウレンソウまたはレタス 堅ゆでの卵、全粒粉のパン、低脂肪チーズとニンジン、以上をで挽いて粉にして混ぜあわせます。
※ cop(丸型パン、とうもろこしの穂軸、コーンパイプ、ムラサキハシバミ)

【スミインコ、キバネインコ、キスジインコ、ベニインコ、クラカケヒインコ、アオスジヒインコ、ズグロゴシキ、コセイガイ、ズグロオトメ、ズグロオビロ、ズグロインコ、ショウジョウインコ、コウゴウインコ、タケイオナガパプア】
・クスダマインコ (この種が肥満の傾向にある点に注意してください)

3)
ネクター ―― 2と同様。
ネクターを、5または10パーセント程度しか必要としないアカマユインコとタカネインコを除いて、食事の少なくとも40パーセント以上。
2で解説したような野菜etablesと果物、数時間水に浸した乾燥イチジクを加え、millet(キビ・粟)と少量のヒマワリの種(湿らせるか発芽させたもの)と少量のカナリーシードやオート麦に吹きかけます。

【コムラサキインコ、ヒインコ、コシジロインコ、ゴシキセイガイ、セレベスキミドリ、ニブイロコセイガイ、スジハラスミレ、ヨダレカケズグロ、ジャコウインコ】
・アカマユインコ (より多くのシード、ニンジン、イチジク、その他を食べます)
・タカネインコ (さらに乾燥イチジク、大好きな食べ物は、クルミです)


この本は、Encyclopedia of LORIES も著作しているローズマリー・ロウが1992年に手がけている本なので、『ちょっと内容が古いんじゃないの?他の洋書も併せて読んでどうなのよ?』と言われる向きがいるかもしれませんが、それについては目下調査中です、というか鋭意努力中とでもいいますか。
他の本にもそれぞれdiet に関する記事がありますが、Alison女史の本が図解も含めて、種別のかなり詳しい餌の配合方法の記載があるので、また気が向いたら翻訳してみようと思います。(興が乗らんと出来んのよ)
また食性がローリーと同様だと聞いた珍種のアラゲインコについては、
(バナナ、パパイヤ、リンゴ、西洋梨、サボテン果物、にんじん、パンとミルク、果物入ネクター、堅ゆで卵、脱脂チーズと全粒粉のパン、若鳥にはパンとミルクに生卵を加えたもの)という記載がありました。

b0035015_0325487.jpg


付記:サイトのプロフィールやアルバムのページの写真等体裁を少しいじってみましたが、内容は今のところなにも変わっていません
[PR]
by kimunegosiki | 2005-04-05 21:49 | インコ


<< みんななかよく ウロコについて >>