甲斐犬の仔犬

昨日京都まで見に行ってきました。
母犬は、家の牡を交配して生まれた子で、4歳の初出産。こうして写真で見ると、実物よりも祖母犬に似ている印象が強いのが不思議。
b0035015_20341949.jpg
母犬を見せてもらうのも、仔犬の時以来ぶりでした。
お産の後でさすがに毛は荒れていますが、概ね予想通りのよい犬になっていました。
b0035015_20333520.jpg
お庭は囲って放せるようになっているのですが、脱走名人の母犬について仔犬も網を越してしまうようになったので、つながれています。地面に穴を掘って上から土をかけ、仔犬を埋めて冷やしたりもしたそうで、自然の犬の知恵を失っていないことに感心します。b0035015_20341139.jpg
仔犬は牡牝の各1。なかなか期待できそうな子達です。牡は近くの甲斐犬好きに譲渡が決まりましたが、牝はまだとの事。誰か欲しい人がいませんか?とのことでした。

b0035015_20334255.jpg牡は誰でも欲しがるのですが、牝を熱心に飼う人は少ないので、頑張って頂きたいのですが、取り手がなければ次に子を産ませるのを躊躇されるかな~とも。
既に飼っている人は、タイミングが合わなければなかなか増やせないので、新しい飼育者を開拓していくのも難しいところです。甲斐のように外見が特殊な犬はなかなかね。

犬種紹介のガイドで、なかなか的確な解説がしてある本は少なく、洋犬(日本犬飼育者が、日本犬以外の犬種を区別して称する言葉)飼いが書く本には偏見が、日本犬飼いには美辞麗句が並べられているように感じます。


京都からの帰りに、“こんぱまる”新大阪店へ立ち寄りました。
ところが家を出る前に用意した、手書き地図を忘れて来てしまったので、記憶だけで近くまで来たものの、場所が分かりません。結局携帯のメモリに登録してある相生に電話を掛け、住所を尋ねてたどり着きました。道に迷った訳ではなく、店舗の前を通りながら、気づかずに通り過ぎていたのでした。歯医者さんの看板が目印で、そのテナントビルの1階です。

店舗は、入って商品のあるスペースがあり、右手奥に鳥部屋、もう一室検査中の子達が入っている部屋があります。3階の改装が済めば、輸入後の検疫も大阪がメインになるそうですが、24日に控えている輸入便も、新井さんが引き取りに行った足で相生へ運ぶ事になっているそうです。(ブリード用の子メインだからかな?)
鳥部屋は、こじんまりとしているように見えました。相生と比較するからそう思うだけなのでしょうね。ローリーは、ズグロオトメ成1羽、ヒナ1羽、ヨダレカケ・ヒナ1羽、ベニ・ヒナ1羽、ホソフゴシキヒナ1羽でした。
ホソフは相生で見損ない、写真を撮って見せて頂いた子でしたが、ちょっと頭部の換羽が進み、部分ハゲっぽくなっていましたが、小ぶりで可愛い子でした。サイズといい全身のシェイプといい、ズグロゴシキっぽく見えました。ホソフゴシキをホソフだと意識して見るのは初めてですが、ゴシキの中では小型に類するようです。
b0035015_2147145.jpgホソフはお願いして写真を撮らせて頂きましたが、フィルムカメラの方に入っているので、一先ずがじまるさんが掛川花鳥園で撮ってきて送って下さったホソフの写真をご紹介しておきます。(掛川のローリーの多くは富士に移動して、数少なくなっているそうです)

b0035015_21475582.jpg写真で見るこの胸の班(フ)が緑色に見える写真が複数あり、実物で確認したところ、錯覚のようでした。
実際の色は黒。後頭部はエンジ色に近い茶系の微妙な色で、青い部分が少ないところが、ノドグロゴシキとの相違点のようです。
しかしそれら亜種間の雑種になると、殆ど判別がつかなくなるだろうことは、想像に難くありません。
ゴシキセイガイは亜種間に、ある程度明確なサイズの相違がありますが、個体差が大きく感じるのが、ズグロオトメやヨダレカケ。ここで拝見した成鳥のズグロは鳩より大きく、小型鶏のチャボに匹敵するくらい。対するヒナのズグロは、コシジロを一回り大きくした位で、ヨダレは更に小ぶり。平均サイズはヨダレの方が少し小さい様ですが、どちらもやや大型のローリーなので、長ずるに従って一回り以上成長するのでしょうか?新井店長は、「どうだったかな」と言われてましたが、出生ファーム毎に鳥のサイズの違いがあるという見解には同意して頂きました。キバネインコ、スミインコも、サイズの差が大きく感じます。アカエリゴシキでさえ、出身地によるサイズの違いが、確かにありました。ヒナのヨダレとズグロは、手を入れると「きゃぁ きゃぁ」言って絡み付いてくる性格の可愛い子だったので、早晩見初められて行くでしょうが、見るからに立派な体格のズグロチャボに興味津々でした。口笛を吹いて相手してやると頭を振って踊り出し、指に乗ったままでんぐり返し、キャットボール遊び。動きは牡っぽい。複数の鮮やかな色が交じり合わずに、明快なコントラストを成しているズグロオトメのカラーリングは、多分ヒインコ科の鳥の中で、一番派手な色彩の鳥かも知れませんが、とても好みです。発音や物真似が、かなり優れている種だというのも魅力。
しかし「今までで一番といっていいくらいのウンチ飛ばし屋で、30cmくらい飛ばします」ということです。ローリーとひとくくりに言っても、せいぜいゴシキまでの小型ロリキートと、ズグロオトメ、キバネ、キスジといった大型のローリーとでは全然違うという証言がありました。中間サイズのコシジロやヒインコも、ゴシキよりはかなり上手ではないかと思います。
[PR]
by kimunegosiki | 2005-08-23 21:15 |


<< 沖縄料理店 口の中 >>