カテゴリ:自然観察( 24 )

へびの恩返し

b0035015_213124.jpg例年よりやや気温が低いように思うが、5月も下旬になり、蛇も活動を始めてきた。
今日は日中、おそらくヤマカガシと思われる蛇を目撃。あまり詳しくはないのだが、この種には有毒蛇と無毒蛇の両方がいると、古いアニマで読んだ記憶がある。大人しい蛇で事故が起きた例は殆どないそうだ。

夕方にはアオダイショウも発見。まれに見る大物!私の狩猟本能は退化していないので、捕獲可能な動物を見ると、捕まえてみずにいられない。しかし、蛇は『生理的に嫌い』と多くの人に言われるが、どんな悪いことをしたのだろう?と、つい思ってしまう私も、長く這っている奴らを見ると、何となしに気味悪い。哺乳類に刻まれたDNAなんだろうか?今日は気温が低かったせいか動きが鈍く、尾の先端を捕まえても逃げの一手。頭部近くを足で押さえて首根っこをつかんでしまえば、先ほどの気味悪さは無くなってしまう。とぐろを巻こうとするのを伸ばしてみると、ほぼ両手を広げた幅くらいの長さがあった。しかも尾の先が切断したまま丸くなっている。ウロコが剥げた名残があり、歴戦の勇と見た。
下あごにかさぶたみたいなものが付着していると思ったら、驚くべきことにダニが喰らい付いていた。ついでに口をこじ開けて歯を見てみる。蛇の歯は、魚の小骨に似ている。昔、シマヘビに噛まれたことがあって出血したが、痛さは感じない。
しばらくぶら下げて観察したあと、「いいか?うちの鳥に悪さするなよ。仇をなすなよ。仲間に言っておけよ」と言い含めて離してやった。
その後うるま家では、蛇に襲われることなく、平和に過ごしましたとさ・・・・だったらいいのだけど、蛇のたたりとかがあったりしないよね?くわばら、くわばら。

オークションに、捕獲した子蛇なども出展され、1円スタートで3千円まで軽くクリアしている。喜んで買う人もいるのだな。1.5m級の蛇なら、いくらの値がつくのだろう?売り物にする気には、到底なれないけれど。

ジャガーカーペットパイソン カッコえぇ~ クール♪
思わず壁紙にしちまった。
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by kimunegosiki | 2005-05-24 21:03 | 自然観察

アナグマアナグマ

b0035015_10151320.jpg今日は早出・7時半出勤。最近早出の日は、仕事が終わってから眠くってしょうがない。
4月14日の日記のコメントに、「これから時々見かけるような気がする」と予言を書いていたら、本当に今日出没した。
駐車場の私の車の下で休んでいたか、たまたまその辺をうろついていたらしい。それでしばらくカメラを持ちながら追いかけ激写。追うと逃げるが、距離を置くだけ。こちらが待ち構えていると、最短3mの距離まで近寄ってきた。
しかもふるさと村の方へ車で行ってみると、別のアナグマが道から茂みに入り込むところで、一日に2頭も目撃ができたのだった。



※後日同僚に確認してみたところ、最近時々出没しているらしい。でも皆、タヌキと区別がついていないことが判明。感動を分かち合えなかった・・・・

※※ 5/26会社内でアナグマ発見。逃げていく後姿だけなので、同一個体かどうか確認できず。


今月休業宣言をしているので、ぱったり客足が途絶えるかと思っているのに、月半ばまでで、のべ406人・一日平均27の足跡があった。
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by kimunegosiki | 2005-05-16 21:26 | 自然観察

ヤマドリ、ケージ

落ち葉の枯葉を踏みしめる音が聞こえて、茂みを見たらヤマドリでした。大人の牡だったようです。白っぽい鞍羽が鮮やかでした。キジは里山の鳥で平地でも見られるけど、ヤマドリは茂った谷や林などの暗い場所を好むそうです。日本固有の鳥で5亜種あるらしい。会社の同僚に話てもらちがあかないので、内緒にしておく。
“十三節のアカヤマドリ”という言葉があったように思って検索したら、分からなかった代わりに、アカヤマドリというキノコがあることが分かった。実にヤマドリという魚もいるのでややこしい。

帰り道、リバーサル現像を受け取りに行ったついでにペットコーナーを見ていたら、ラビットケージを2段組みしたサイズの小動物ケージが、メーカー小売価格15,000円、店頭価格10,800円のところ、特価で半額になっていた。現品のみのようなので、少し迷ったけれど後悔しないように買っておくことにした。フェレット・チンチラ・プレーリードッグ・イグアナ用(!)と書かれていた。網棚とハシゴが2つづつ付いているのでレイアウトを考えよう。アイリスかと思ったら、非常によくにたマルカンの製品だった。アイリス製品の方が、僅かに作りと細工が綺麗だと感じるが、白い吹き付け塗装で中にいる鳥が綺麗に見えるのは、好ましいと思っている。
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by kimunegosiki | 2005-04-17 01:32 | 自然観察

手を出せば触れる(噛まれる)ほど至近距離で、

一生の不覚。生まれて初めて出会ったのに、カメラを持っていなかった。

本日仕事帰り、会社近くのダム湖がある自然公園内を練習中、右手の山裾でガサガサと音がした。トカゲか蛇かウサギか鹿なら、珍しくもないから普通知らん顔して走りすぎるのだが、動物の気配をまだその付近に感じたので、10m程忍び足で引き返し下生えの中をのぞいてみた。キツネに化かされたかと思ったが、アナグマだった。
しゃがみこんで「おいおい アナグマちゃん」などと間の抜けた声を掛けるが、逃げるそぶりもない。車内にグレープフルーツと柿の種があったのを思いだし、往復300mをダッシュ。野生動物に餌付けするのはよくないと言うが、なに、構うことない。

2分後、同じ場所にアナグマはいた。グレープフルーツの皮を剥きながら、ツタや潅木が中密度に生い茂った下生えを、アナグマの正面から枝をボキボキ掻き分けて近づくが、鼻をうごめかしながら頭を小刻みに上下するだけで、まだ逃げない。もしかして怪我でもしているのかな?猟期は終わっているから、密猟の罠でも引きずっているんだろうか?と思うが、厚い冬毛の毛皮は根元から立ち上がって綺麗なもんだ。鼻先に皮を放ったが、びくっとしただけ。

調子に乗った。
実をひと房手に持ち鼻先に近づけると、アナグマが怒った。息を吐き、両前足を地面に打ちつけて一歩つめよった。怖い~と房を放り投げる。噛まれたら絶対指ちぎられるー。大の人間一人は、たかが太った猫程度の小さな動物より弱いらしい。
グレープフルーツを枯れ木の小枝に突き刺し、アナグマの前へ・・・ 猫が喉を鳴らすのに似たシューシュー怒りの声を上げ、上体をずらすと片方の後肢が体の下に伸ばすようにあり、「あぁやっぱり脚が悪いのかな?」と思ったが、地面の穴に片足を突っ込んだようにも見える。
そのうちしつこい人間に嫌気が差したのか、悠揚迫らぬ様子で退却していった。昔はムジナと呼ばれてタヌキと混同されたというが、タヌキとはまるで異なる地平な体型、左右にローリングする独特な歩様だったが、肢が悪いようには見えなかった。分かりにくい例えかもしれないが、甲羅が丸いアルマジロを連想するような。
アナグマが気の強い動物だということは知っていたが、こうした身近に生息しているとは今まで全く知らなかった。

そこからの帰りの峠道を運転中、道路を横切る小動物がいるので減速すると、こちらは皮膚病でほぼ全身が象皮状になったタヌキだった。「あっしには関わりのねぇことでござんす」と心中でつぶやき発進すると、気のせいかも知れないが、しばらく追いかけてくるように見えた。
日が暮れはじめたトワイライトゾーンは、いろいろな野生動物が活動を始める時間だ。かつてつづら折れの未舗装の林道を駆け下っていたら、道の真ん中でくんずほぐれつしている2匹のタヌキに出くわした。タヌキは慌てて藪の中に走りこんだけど、間抜けなことに、私が行く手の道の上で再び取っ組み合いをしているのだった。

帰宅して調べてみた。アナグマは日本では本州・四国・九州に住む夜行性の動物。毛皮はあまりよくない。いわゆるタヌキ汁と言われるのはアナグマの肉らしい。
おそらく殆ど知られていないと思われるが、タヌキは天然記念物の動物だ。但し全国で、山口県・向島のタヌキに限られる。他の地域限定天然記念物動物としては、奈良の鹿もそう。
高校時代、隣町の友達の家に遊びに行く途中、タヌキ猟師と思しきおっちゃんが、庭先でタヌキの皮を剥いでいたのが思い出される。タヌキの冬毛は防寒に優れ、増井光子さんの本によると、死んだと思って-30℃の冷凍庫に入れていたタヌキが、一ヵ月後に生きていたという記録が書かれている。自宅にもタヌキの毛皮が一枚ある。車にはねられ死んでいたのを、父親が剥製業者に持ち込んでなめしてもらったもので、頭と手足がついている。
大阪の異なるペットショップの店頭でタヌキを見たことがあるが、それらはいったいどういった個体だったのだろう。片方は岸和田の犬屋でタヌキとアライグマがおり、アライグマは事故を起こしやすい危険な動物で、タヌキは・・・と聞いた覚えがあり、もう一方は総合ペットショップで、目が赤く鼻もピンク色したアルビノのタヌキだった。


※ 天然記念物の意義は、①日本列島のなりたちを知るうえで不可欠な自然 ②日本の風土や文化を育んできた自然 ③日本人が関わり、作り上げてきた自然(小学館・日本の天然記念物より)

こんなアナグマ
『オオウミガラスの最後』という素晴らしい本を執筆した、アラン・エッカートの著作に、アナグマと少年の交流を描いた『大草原の奇跡』がある。元はシートンの短編を、拡大・展開させたものだと思われるが、西部開拓時代に起こったアメリカの実話がベースになっているようだ。個人的には、興味深い題材を惜しげもなく煮詰めてダイジェストにした趣がある、シートンの『少年とアナグマ』の方が好きである。
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by kimunegosiki | 2005-04-14 22:39 | 自然観察

激しいひょうが・・・

今日の天気は、午後から雷・雹と大荒れの予報。しかし午前中は曇ってはいるものの、このあと崩れるとは思えないくらい穏やかで暖かい天気。
午後も穏やかに始まり、40m程先の芝に、『あら カラスが舞い降りたのね』と見ていると、カラスが動き走り出す。『なんちゅう足の速いカラスや、あら、尻尾が長い』と思ったら、暫く見かけなかった雉だった。明るい芝生とのコントラスト差に、体色が黒く見えていたのだ。仲良し二羽兄弟だったので、もう一羽も元気でいることを願う。

午後二時頃より遠雷がとどろき、ヤバそうだと思っていると直ぐに、雹交じりの大粒の雨が降り始めた。避雷小屋に退避した頃には激しい勢いになり、やがて殆ど雹に変わり、15~20分の間にあたり一面真っ白。雹が2cmも降り積もったなんてこと、これまで生きてきて見たことがなかった。山の天候の急変はおそろしい・・・って仕事中なんだけど。

帰るとサーフィン中の落雷や漂流で、行方不明や怪我した人が、ニュースで報道されていた。
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by kimunegosiki | 2005-04-03 22:33 | 自然観察

取らぬなんとか・・・・

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峠越えのロードワーク中、道端側溝の中で、コレを見つけて拾って帰った。ネズミなんかが齧って食べてしまうから、直ぐに跡形もなくなってしまうらしい。落ち角を探す名人は、見つけたその付近を探すと、もう片方も落ちていることが多いというらしいのだが、うちの父親は2本とも片方しか見つけてこれなかった。今時鹿は山にうようよいるから、見つけてきてオークションで売りさばいたら、いいアルバイトになるかな?と考えたが、狩猟で得た頭骨付きの鹿角がネットで販売されているし、落ち角は痛んでいて値打ちがないようだ。取らぬ鹿の角算用ということで・・・・・
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by kimunegosiki | 2005-03-01 18:07 | 自然観察

エナガ

今日エナガを拾った。
正確には、他人が拾って「やきとりにしようか」なんて冗談言っているのを、横から手を出してかっぱらったのだが。
見た目で昔から好きだったこの小鳥は、綿を丸めたような体に、全長の半分くらいの長い尾がついている、それで外見から柄長。
見つけたのは、全長が8cmくらいで指先につつみこむくらいのサイズ。ガラス戸にぶつかって、脳震盪でも起こしたらしく、小さな黒いクチバシを開けて喘ぎ、いかにも頼りない。水道の蛇口から、指先に水のしずくを珠にして、クチバシの先につけてやるとコクコクと飲み干した。
近くの木の枝に止まらせて、恐れる風でもない様子の毛のかたまりを、指先で触った。正面からみると、黒いビーズのような目が二つ寄って見えて、面白い顔だ。
中村征夫さんの魚の写真のように、鳥の正面顔だけの写真があったら面白いかな?
水が気付けになったのか、人に捕まったショックから正気を取り戻したのか、無事に飛んでいったようだ。
目白の群れ、エナガの群れ、冬は里山に下りてくる野鳥が、結構目につく。(この前の雪の日の餌台は、失敗の巻だったが)
余談ながら、世界の秘境イグアスの滝壷の裏側へ飛ぶ、アマツバメが滝しぶきに打たれているのをみて、「あぁ 羽の油が取れてしまう」と母親が言うのが面白くて、笑わせてもらった。
近代動物園の父、ハーゲン・ベックが幼少の頃、汚れたアヒルを洗って、溺死させたというのは聞いたことがあるけれども・・・・・


YACHOO!オンライン野鳥図鑑 ←hpタイトル見まちがえた!
YAHOO!きっず図鑑(エナガ・声も聞けます)

サイテス関係①
サイテス関係②
やはり一番確実なのは、印刷物だろうと思います。ボウシインコ類などは、新しく変化があった筈ですが。
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by kimunegosiki | 2005-01-19 23:00 | 自然観察

降雪の日のきろく

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うちの犬たちは庭駆け回りません。
それでも挨拶しに出てきたライはかしこい。ちえやユキときたら入り込んだまま出てこようとしませんでした。このときまだ雪が降りつづけています。

ウルマがどうしても木の枝にとまろうとせず、物干し竿の洗濯物に飛んで逃げてしまうので、ノビタとアバサが生け贄にささげられました。(下記写真)

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by kimunegosiki | 2004-12-31 20:51 | 自然観察

ドングリキツツキに対する6つの質問

b0035015_0224029.gifドングリキツツキで検索していたら、とあるブログにお持ち帰り用のバナーがあったので、いただきました。
そして今日一日、私はかのキツツキの創造物がどんなものなのか、気になって気になって仕事が手につかない有様だったので、ドングリキツツキに対する質問箱を考えてみた。

① そんなことをやって楽しいですか?幹一面にびっしりということは、ドングリを隠すというより、ディスプレイの意味合いがあるのでしょうか。そのドングリは主に冬場の食料として使うのでしょうか?

② 幹一面に穴を空けられた木に、ダメージはないのでしょうか?全てのドングリを食べ尽くす訳ではないとしたら、忘れさられたドングリはどうなるのでしょう。違う木の幹に接木したようになる可能性はあるのでしょうか?

③ ドングリが乾燥して縮んだら、大きさが合うように穴を空け直すということですが、そんな労力があったら、もっと効率的な貯蔵方法があるのではないでしょうか。それともやはり見せるディスプレイとしての目的があるのですか?大きさを合わせているということは、はめ込まれたドングリは人の指の力では外せないくらいしっかり埋め込まれてあるのでしょうか?

④ 木の幹に穴を空けて、その穴に物を詰め込むという行為は、椎茸の原木に、小さなコルク状の菌床を埋め込むのと類似していますが、もし椎茸農家が貴方の能力をみそめて、労働力として当てにしたいと考えた場合、考察の余地はあるでしょうか?

⑤ 多くのキツツキの中で、貴方がたと似たような行動を持つ親戚は、他にいませんか?

⑥ 最後に、幹一面にびっしりの、そのびっしり具合とはどの程度でしょうか?もし貴方様の創造物に関する写真を伴ったサイトがあれば、そのURLを教えてください。
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by kimunegosiki | 2004-12-11 00:46 | 自然観察

嘘でしょ!?

バードウォッチングの趣味を持っているわけじゃないので、身近にいながら初めて見た鳥というのは実は少なくないのだが。
今日初めてキツツキを見た。木立のなかで、木を突付く音はこれまでにも珍しくはなかったのだが、目線の高さおよそ10m以内のところに縞々の小さなキツツキがいた。コゲラという小さな種類らしい。頭部にひとすじ目立つ縞がある。

私 「あら キツツキがいますよ。木ィ叩いていますね」
客 「あーホンマや。ああやって木に穴空けてドングリ詰めとくんや。
   そやけどあいつら詰めたドングリのことを忘れて・・・・」
私 「え? キツツキって虫とか食べるんですよね??」
客 「虫も食べるけど、ああやってドングリも・・・・そやけど逃げんなぁ」
私 「鳥は自分には羽があるー思うてますからね」

と言ったらウケて喜んでいた。そういうことじゃなーくーてー。
半分くらい信じてしまったけど、キツツキってホンマに木の実なんか食べるんか?そんなクチバシは持っていないと思うが。
誰か強力に嘘だと言ってくれー。
帰って、日本の天然記念物―クマゲラ(日本全国キツツキ図鑑)を見たら、クマゲラの好物は、アリや甲虫の幼虫、冬はツタウルシの実らしいし、フィールドガイド・日本の野鳥、を見ると、コゲラは樹皮につく昆虫やクモを食べるとされている。
木の幹に埋め込まれて忘れられたドングリの実の方にも、メリットはなさそうだし。もずのはやにえや、リスがどんぐりを貯蔵するのと混同していませんですか? 

練習で遠出をして、店先の自販機でジュースを買って飲んでいたら、店主が出てきて「どこから来たの、どこへ行くの」と聞いてくる。「今からまたあの峠を越して・・・」と言ったら、「日が暮れてきたら峠は危ないよ 蛇が出るから」
まーた 見てきたような嘘を・・・・熊や猪ならわかるけど、蛇ですか、うわばみですか。日本昔話でしょうか。
悪意がないのはわかるし、言うことを聞いていれば相手も安心して満足するから、取り合わずに話を合わせておきました。
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by kimunegosiki | 2004-12-08 20:46 | 自然観察