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日々奇行

本を読む手を止め、ふとうしろを振り向くと、ガーラが逆さにぶら下りながら、餌入れから餌を食べていた。指には乗るし肩にも乗るが、両手で持たれるのが嫌いなこの鳥は、最近ではパナそっくりの声で拒絶するようになった。肩に乗せる時は、耳の穴に向かって絶叫されないよう気をつける必要がある。

ウルマを放鳥したまま、豆電球だけにして部屋を空けて戻ると、いつまでたっても出てこないのでどこに消えたかと思ったら、コタツを横切りベットの布団に潜り込んで、横になって安眠していた。
ケージ内の寝袋は2羽分あるのに、照島愛用ハンモックの位置がいいらしく、照を網に押し付けるまで奥へ追いやり、無理矢理2羽で一箇所に入っていた。別に2羽の仲が非常に芳しいという訳ではない。

ノビタは最近秘密基地をつくった。キャスター付本棚の下5cmの、しかも壁とキャスターが接近している窮屈な隙間から体を斜めによじりながら潜りこみ、壁紙を剥がしながら悦に入っている。堪能するとゴキブリのように早足で這い(このゴシキは殆ど跳ばずに歩く)飼い主の横からコタツの中に進入し、コタツの中を歩き回る。到底鳥とは思えない。ノビタはこれまで数回しか「オハヨ」と喋ったことがないので、稀に耳にすると妙に嬉しい。

アバサは、「前は甘えるだけだったのに、動きが変わった。大人になったんだねー」と言われた。体を細くして頭を左右に振りながら伸び上がり羽ばたき、高速で頭を上下する動きを習得し、怪しさ倍増になっている。ケージの中でワンワン言っているのは、ときどき照島ではなくてアバサだ。アバサは人間語は喋らない。

飼い主は、変だなー面白いなーと感心したり、思わず鼻息だけで笑ったり、時には馬鹿笑いしたりして気持ち悪い人になっている。

昨日買ってきた印画紙タイプのプリンター用紙、A4一面一杯にデジカメ画像を印刷してみた。ゴシキがヨウム大のサイズで、なんか怖い。
by kimunegosiki | 2005-02-24 11:16 | インコ


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